『日本を誤らせた国連教と憲法信者』

加瀬英明 [著]

展転社
2004年7月7日 第1版発行
246P
ISBN: ISBN4-88656-249-3
価格: 2000円+税


<目次>

第一章 誤訳から生まれた「国連」信仰

 どこにも存在しない「国連」
 安保理常任理事国中ソ仏の怪しげな出自
“戦勝国クラブ”こその敵国条項
 戦後日本を支配した“双子の幻想”
 発想の原点は「四人の警察官」
 戦後支配で米英ソが野合したダンバートン・オークス会議

第二章 日独を敵視する「平和愛好国」連合

 アメリカの国益を実現するために創設
 早くも露呈した米ソの同床異夢
 アゴアシつきの「国連」創設会議
“アメリカのショー”に各国の思惑
 新聞記者J・F・Kの観た「踊る会議」
 国益を賭けて対立するビック・スリー

第三章 難産だった「国連」誕生の舞台裏

 対立激化で消えた「国連警察軍」構想
 全会一致で憲章採択にトルーマンの高笑い
 アメリカ発グローバル・スタンダードの萌芽
 無名にして無能だった初代事務総長
 中立国スイスの非加盟と日本の加盟
 初の拒否権行使とスターリン演説

第四章 東西対立で露呈した「国連」の無力

 ソ連抜きの安保理決議で朝鮮戦争へ介入
 中共非難決議とマッカーサーの解任
 加盟国承認で思惑の拒否権乱発
 言葉の上でしか存在しない「国際公務員」
「妖怪の殿堂」は「怠け者の天国」
 続々と発壇するテロリストと独裁者

第五章 米国製憲法は戦後処理の副産物

 過酷だった対日講和条約第一次案
「押しつけ憲法」は通訳のミスに始まった
 シロウト集団が七日間でこね上げた憲法草案
 憲法の形を装った不平等条約
 それはマッカーサーの誤算と妄想の産物だった
 ポツダム宣言を白紙化した朝鮮戦争

第六章 杜撰きわまる日本国憲法

「国連」不信から生まれた日米安保条約
 四十七年前のマッカーサー会見記
 冒頭から嘘がある日本国憲法
 自国語の文法を誤っている憲法
『六法全書』に米国独立宣言文が載る怪
 憲法記念日の社説にみる世論の変遷

第七章独断専行の超大国と「国連の論理」

「アメリカの戦争」だった湾岸戦争
 テロには非難決議採択が対応の限界
「戦場自動化」計画に成功したアメリカ
 ロシアは今も「工業時代の戦争」を
 舞台裏の損得勘定で動く「国連の論理」
 シラクはなぜイラク攻撃に反対したのか

第八章 二十一世紀は「アメリカの世紀」となるのか

 賭けにでた「手負いの超大国」アメリカ
 高齢化と少子化で衰退するEU各国
 世界政治のルールはグループ競技から単独競技へ
 東アジアの地殻変動と日本の役割
 中国の野心を挫く台湾の存在
 日本の滑稽な「国連中心主義」

あとがき “双子の幻想”から目覚めよ


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